利率変動型保険( りりつへんどうがたほけん )
一般的な生命保険の契約の場合、契約時に適用される予定利率が契約後に変更される事無く、将来金利環境が変化しても契約時の予定利率が適用されますが、予定利率を契約時の予定利率に固定しない形で、金利環境の変化に基づき、適用する予定利率を一定期間おきに見直す保険商品もあります。
「予定利率変動型」「積立利率変動型」「利率変動型」「利回り変動型」などの名称で呼ばれている終身保険や個人年金保険などが該当しますが、適用される予定利率には最低保証があります。
予定利率の見直しによって適用される利率が最低保証される利率より高く設定された場合、それに応じて最低保証される保険金額や年金額、解約返戻金などが増える形になりますが、払い込む保険料は保険期間中は、変わりません。
有配当の終身保険は毎年おき、あるいは3年おきに、無配当の終身保険は毎月、個人年金保険は5年おきに、保険会社が独自に見直しの時期を定めています。